本調査は、商工会議所のネットワークのもと、地域や中小企業が 「肌で感じる足元の景気感」を全国ベースで毎月調査するとともに、月毎にテーマを設定して調査(例:設備投資や採用・ 賃金の動向等)を実施・公表することにより、企業を取り巻く経営環境や直面する課題等の現状を示すデータとして、 経済対策に関する政策提言・要望活動などに活用することを目的としています。
(調査対象:338商工会議所の協力により、約2,700企業を対象に調査を実施)
【出典元参照:日本商工会議所LOBO調査HPhttps://cci-lobo.jcci.or.jp/】
最新の調査結果
付帯調査テーマ:米国関税措置の影響
業況DIは、大型連休中の消費が振るわず、ほぼ横ばい。先行きは、米国関税措置への懸念拭えず慎重な見方
・全産業合計の業況DIは、▲18.0(前月比+0.5ポイント)。
・建設業では、設備投資をはじめとした民間工事の持ち直しで改善した。
・小売業は、長引く消費の低迷に加え、為替の円高方向への推移でインバウンド需要にも落ち着きが見られ、悪化した。
・その他の業種では、好材料はありつつも、消費低迷、米国関税措置への懸念、コメ価格の高騰などが足かせとなり、ほぼ横ばいにとどまった。
・設備投資需要は堅調に推移しているが、米国関税措置が足かせとなっている。
・コメ価格を含む物価高により、消費マインドも低迷している。
・今年の大型連休はこうした状況に日並びの悪さが加わったことで、消費が例年と比べると振るわず、中小企業の業況はほぼ横ばいにとどまった。
過去の調査結果(直近2ヶ月分)
業況DIは、消費マインド低迷等が足かせでほぼ横ばい。先行きは、トランプ関税への懸念から慎重な見方
付帯調査テーマ:コスト増加分の価格転嫁の動向
業況DIは、経営課題は山積も、年度末需要で小幅改善。先行きは、大型連休等への期待から明るい兆し
付帯調査テーマ:政策金利引上げの影響