本調査は、商工会議所のネットワークのもと、地域や中小企業が 「肌で感じる足元の景気感」を全国ベースで毎月調査するとともに、月毎にテーマを設定して調査(例:設備投資や採用・ 賃金の動向等)を実施・公表することにより、企業を取り巻く経営環境や直面する課題等の現状を示すデータとして、 経済対策に関する政策提言・要望活動などに活用することを目的としています。
(調査対象:338商工会議所の協力により、約2,700企業を対象に調査を実施)
【出典元参照:日本商工会議所LOBO調査HPhttps://cci-lobo.jcci.or.jp/】
最新の調査結果
付帯調査テーマ:2025年度の賃金(正社員)の動向
業況DIは、残暑による外出控えが足かせでほぼ横ばい。先行きは、気温低下と賃上げ期待で上向きを見込む
・全産業合計の業況DIは、▲18.6(前月比+0.2ポイント)。
・製造業では、残暑による外出控えの継続に伴い食料品関係の引き合いが減少しているほか、秋物衣料の売れ行きが不調なことで繊維製品関係が振るわず、悪化した。
・建設業では、設備投資需要が底堅く推移しており、改善した。
・小売業も一部の百貨店・総合スーパーでイベント効果などがみられ、改善した。
・卸売業は小売業からの引き合いを受けて改善した。
・高い水準での賃上げや米国関税交渉の合意に伴い、消費マインドはわずかながら上向きつつある。
・残暑による外出控えの影響が継続し、業況はほぼ横ばいとなった。
過去の調査結果(直近2ヶ月分)
業況DIは、夏休み効果も天候が足かせで、ほぼ横ばい。先行きは、期待感うかがえるもコスト増の懸念続く
付帯調査テーマ:米国関税措置の影響
業況DIは、消費者の節約志向に猛暑が重なり悪化。先行きは、米国関税措置の影響懸念から慎重な見方
付帯調査テーマ:物流効率化・取引適正化に関する取組状況・課題